くうきのいろ

2010-07-08

根津へ。心地いい夜。

りっちゃんのお誘いで
根津にあるgallery okarina Bへいってきました。

絶対にすきだから、というお墨付き通り、ほんとにすてきな空間だった。

壁には数えきれないほどのかわいらしい小物がひっそり飾られていて、天井からもたくさんの いろんなモチーフのモビールがさがって ふわふわ風に揺られてた。


オーナーのりんさんの記憶と想いのかけらがちりばめられて そこかしこに息づいて、静かに見守ってるみたいな、安らかな空間だった。

ひとつひとつ飾られてるものを見ると、ふわっと私の作りたいもののイメージがかたちになって見えた。


ライブも このお店にぴったりの、ほろほろこぼれるような音が たのしくて軽やかで ぱちんと弾けるような音楽でした。
思いがけず、お誕生日のお祝いの歌をうたってもらって、初めて今年のお誕生日が輪郭をもった。


ぜんぜん話したりなくて、選ぶより決めろで入ったお店は赤提灯の焼鳥屋。

30分ほどでとうてい話しきれるようなものでもなく、ひとまず、とりあえず、ひさしぶりをお祝いして、次に会うのを約束してお別れしました。

りっちゃんの纏う空気がすごく透明で、じんわりあたたかな熱を発してて、一年の間に起きたであろう変化の濃さと大きさを実感した。

ふんわりやわらかかった。
うれしくなった。すごく。

2010-07-04

おとうさんと焼き肉

怒濤の移動をおえた父さんと 川崎でまちあわせ。

おとうさんとみいとしんごとゆうくんと5人。

京急川崎の駅ビルの中、
レストランフロアの6階につき、ぐるりと見渡し、「どこにする?」と。

そこでさすがのおとうさん。
「なににする?」ときくと「ん?なんでもええで」といってたと思ったら
みんなが決めきれない空気だと悟ったのか
ぱっと目に入った焼き肉やさんをみて
「よし、焼き肉にしようか。食べれるだろう?よし、入ろう」と 一瞬の決断。
「はい!」とひとつ返事で 足を向ける私とみい。
なんか おもしろかった。
「これこれ、とうさんだ」と。
気持ちよかった。

ひさしぶりの焼き肉。
何ヶ月ぶり、というか、何年ぶり?

注文も おとうさんにまかせた。
端からばあーっと頼んでいく感じ。
きもちよかった。

甘えてるなあ とおもったけど、
思いっきり甘えようともおもった。

お肉、全部おいしかった。
上カルビが特に。

たくさん焼いて たくさん食べた。

お父さんの話に耳を傾けて、あれこれみんなそれぞれ話して、
なんか これは初めての感じだな、とおもった。
前回新橋であったときは みんなが緊張してて、けっこうしんとする場面も多かったのに。
誰かがなにかを言えば みんなで笑い、また誰かがなにかをいい。
団らん、って感じだった。

懐のおおきなお父さん。
どっしり構えて みんなを包み込んでくれてた。
にこにこ笑って。

すごい父さんだなあ、とまたおもった。

とうさんとみいと。

帰って 十和田のおみやげの丸ごと林檎を半分こして食べた。
甘酸っぱくて じわっと果汁がでてきて きゅうっとおいしかった。

2010-07-03

ゆるゆる

土曜日。
大好きな一日。

今朝は 朝からゆうくんは早起きして髪をきりに白金台まで。
わたしは一週間ぶりのバレエへ。

バレエから帰ってきて ゆうくんと恵比寿で待ち合わせをして
いつものPILE CAFEへ。

今日のランチは モッツァレラチーズとバジルのスパゲッティ。
ほかの2つ含め 3択のなかから ふたりともスパゲッティを選んで ゆっくり向かい合って食べました。


よく学生のとき 半分がお休みになるとよくここにランチを食べにきてたから
ソファに座るだけで懐かしくなる。

美術館にいこうか、とか、公園にいこうか、とか話してたけど
結局食べ終わると3時をすぎてた。
のんびり写真美術館のミュージアムショップへいき、ぐるりと一回りをして、
アトレの中の有鱗堂にいってゆーっくりと本を選びました。

わたしは 小川洋子さんの「偶然の祝福」。
博士の数式しか 彼女の本は読んでないから、ちょっと手を付けてみようかと。


夜はいつものところで ビールと日本酒をのみました。
海藻と海葡萄のサラダ、キンキの煮付け、舞茸とエリンギの天ぷら、クロムツのお刺身、カリカリチーズちぢみ、チーズ揚げを頼んで。

ほんやりとした 楽しい一日でした。

2010-06-30

椿姫

バレエのレッスンでいっしょの方から昨日の夜 突然メールをいただいて、
急遽 今日、新国立劇場へ牧阿佐美「椿姫」を観に行ってきました。

今日の主役マルグリット役は酒井はなさん。
今日から金曜日までの3日間で招待いただいたんだけど
どうしても 酒井はなさんが観たかったので、迷いなく 今日を選んだ。

気づくと 最近
「酒井はな」という名前を目にする機会が多くて 
無意識の中につよく刷り込まれていて、ずっと気になっていた。

だから 今日 生で踊る姿をみることができて、本当にうれしかった。


情感漂う、とはこういうものをいうのだろうか、とおもった。
ただの「表情」でもなく、大袈裟な感情表現でもなく、
シンプルに 静かに たおやかに 世界を作ってた。

2010-06-28

行きたいっ

森山開次さんのソロ公演
「TSUBASA」

うう まよう。
いきたいなあ。

ホフェッシュ・シェクター

土曜日。

待ちに待ってたホフェッシュ・シェクターを観に
彩の国さいたま芸術劇場へ。

「Political Mother」



1時間15分。

ホフェッシュ・シェクターの、
本当は収まることができない ふつふつぼこぼこ湧いてる若いエネルギーが
あっちやこっちにぶつかって けんかしてるみたいだった。
蓋をどかんどかん中から蹴ってる力を むりやり上から閉じちゃったみたいだった。

ひとつひとつの瞬間は このうえなく きらびやかで 
前のめりになってないと耐えられないくらい ぐいぐい舞台にひっぱる力で満ちていた。

ホフェッシュ・シェクターの あの上半身の雄弁さと、下半身の安定さ。

あの人と、もう一人、かおりさんのお友達という坊主頭の女の人のまわりだけ
空気が伸びたり縮んだり、軽くなったり重くなったり。

これを「空間を作る」というのか、と かーんと頭を射抜かれた気がした。


今度は削ぎ落とされたあの人を見てみたい。


あの手先から溢れる光と空気のふくらみを感じられてよかった。  

2010-06-25

みぃと待ちに待ったデート

何ヶ月ぶりか!
ふたりでのデート。

もう指折り数えて今週を乗り切って迎えた今日。

貴重な貴重な一日。

朝 一番で家を出て、渋谷で待ち合わせ。
幸い、昨日よりからっとした感じがあるお天気。

10時。
Tully'sでお茶。
ふたり うれしすぎて、話をかぶせあいっこしながら話す。
うれしいうれしいが全身から溢れてたと思う。
おたがいに 一番はなしたかった話 聴いてほしかった話をする。
離れてた間を全部埋めるかのように。

おなかすいたね、と cent-trente-neufへ。
ここにして正解。
一番乗りのお客さん。



夜来るより 光があたたかで眩しくもあり 一気におやすみ気分がやってきた。

みぃはパスタ、私はポトフを注文。

ポトフの丸ごと鶏の足はフォークでさすと ほろほろくずれるほど じっくり煮込んであった。
野菜と鶏のやさしい味。
パンがおいしいこのお店。
サラダと一緒にお皿にのってきたパンもおいしかった。

2時間くらいかけて のんびりゆっくりお昼を食べて、またたくさん話をした。
話す話はきりがなく。
見せたい写真もきりがなく。


H&Mでおそろいの髪留めを買い、
2時から 振り袖の試着へ。

思った以上に ぴったりとみぃに似合う かわいい着物を見つけることができた。
最初に二人でHPを見ながら相談してたものに近い振り袖。
姉ばか丸出しでもいいやと開き直って かわいいかわいいを連発。
だって仕方ない。
どうしたってわたしにとっては一番かわいいのだから。(開き直り)

着物って、見る印象と、実際着てみる印象とは全然ちがうなあ。
顔映りっていうことが洋服以上に如実にあらわれてくる。
そして小物合わせの難しさ。
半襟、帯、帯揚げ、帯締めで無限の組み合わせができる。
着物というベースももちろん大事だけど、それ以外の小物でどうにでも印象を変えることができると実感。
いろんな可能性にわくわくした。
同じ黄色の着物でも、紫をあわすか、ピンクをあわすか、赤をあわすか、黒をあわすかでまったく顔が違ってくる。
補色の組み合わせがいいと思ってたけど、今日は意外な色の組み合わせ「黄色×朱赤」を発見。
すごく楽しかった。

大満足してお店をあとにして、しばらく洋服をみてまわった。
ひさしぶりにリサーチかねて お店めぐり。
世の中は思った以上に一斉セールだった。
売れてないのかなあ…と少し心配になるほど 冬物の在庫処分的なものが目立ってた気がする。
みぃは一つブラウスをお買い上げ。

渋谷の喧噪にすこし疲れ、喉も乾き、
やっぱり、ということで恵比寿へ移動。

恵比寿についた途端、知ってる空気。
ほっとして いつもいくPILE CAFEへ。

ちょうど 夜メニューが始まる少し前だったことが幸いして
がらんとした店内。
席も選びたい放題。

ビールと梅酒で小さな乾杯。
海老とアボカドのサラダと、タコとオリーブのカルパッチョを頼んで ゆっくりと飲んだ。
そのあとワインとサングリアにかえて、ローズマリー風味のローストポテトとドリアを注文。
みぃはポテトが熱すぎて すごい顔をしてた。
デザートにはガトーショコラとアフォガート。
初めてiphoneのムービー機能を使って撮ってみる。
そして北海道旅行の約束をした。


話しても話しても尽きない話。
時間が過ぎるのがひたすら惜しかった。

できることならば 同じ家に帰りたい、と何度もおもった。


こうして 姉妹でふたりとも幸せに時間を過ごせることの幸せ。
誰にもとって代われない 大好きな存在。

別れるのがかなしかったけど、
絶対またすぐあうんだと いつもながら 寂しい気持ちを押し殺して
めいっぱい手を振って見送った。


またすぐ遊ぼうね。