くうきのいろ

2010-08-07

サプライズ!

昨日はいつものメンバーで8月度の会開催。

くーたんのたっての希望で、ひさしぶりのモンスーンカフェに行きました。


生春巻やパクチーサラダ、えびせん、エビパン、揚げ春巻、ガパオごはん、空芯菜炒めなどなどおいしく食べてたら。


ぱっと店内の電気が消えて、お店の人たちのハッピバースデートゥーユーの歌。
おぉ、誰かお誕生日か、と思ってたら、こっちに向かってあるいてくる!

ハッピバースデー ディア さーなえー

!!わたしでした!

おっきなお皿にたくさん盛られたフルーツとケーキ。パチパチ弾ける花火とろうそく。


ふぅっと吹き消して
わぁっとみんなに拍手してもらって、なんだかなんだかじんわりしました。
ものすごくうれしかった。
次々みんなからプレゼントももらって。
たえから花束とかわいいマグカップ
くーたんからど真ん中で大好きなかんじのポーチ
咲子からこれもきゅんとなる 水玉うさぎの人形
かと思いきや折り畳み傘


知らないとこで たくさん準備してくれて
こんなにドキドキさせてくれて
すっごいあったかいのに包まれて
ものすごーくしあわせな夜でした。

2010-08-05

企業デザイナーって

ひとの前にでると いつの頃からか すっかり頭と口がうごかなくなってしまってる。

たとえば 入社試験のときのプレゼンとか、
思い入れたっぷりだったこともあって あれもこれも聞いてほしくて
相手がなんておもおうと、自分の想いを伝えることに一生懸命だったし、
自分の想いに誠実だった。

わたしの作るものには 今 迷いのかけらがいっぱい見える気がする。

ひとつ後輩のこは、「これがかわいいんです!」と まわりの大人が唖然とするくらい
ごり押しに近い形で「絶対これ つくりたいんです!」という。
会社の方向性だの、会社の決まったやりかただの効率性だのをすっ飛ばして。勢いで。
でも、それが 案外、人のこころには強く印象付くみたい。
そして 思わぬ、「よし、やろう!」になる。

わたしはこの3年間ですっかりこの会社の型にはまってしまってるのかもしれない。
かもしれない、というより、そうだな、と自覚する。


かわいい
おもしろい
作りたい

そここそ ぜったい失っちゃいけない原動力

だって 人が身につけて たのしい気持ちになるためのものだもの。

自分が理解できない分野の、でっかいでっかいマスに向けた商品だとしても
そこを理解して自分がこころから「かわいい」と思えるものをつくっていくこと、
それがプロなんだろう。
企業デザイナーとしての。

それにしても むずかしい。わい。

2010-08-01

ままかり釣り

お父さんから電話をもらったときから 楽しみにしてた ままかり釣り。

何年も前から ゆうくんと一緒に釣りにいこう、というのを憶えててくれて
楽しみにしててくれたんだなあとおもうと じんとうれしかった。


朝4時半にがんばっておきて、5時に出発。
玉島港へ。

ねむすぎて 気を抜くと立って寝てしまいそうだったけど、
夜明けの景色は圧巻だった。





仕掛けをゆうくんが準備してくれて、
糸の先につけられた小さなかごに餌のあみをいれて 糸を垂らすと
とたんに手元にぶるぶるぶるっという感触。
眠い頭で「おやぁ?」と思ってると ゆうくんが「引いてる!」と。
垂らしたばかりの糸を巻き上げると そこにはぴちぴち体を反らせている きらきら光るままかりが!
あんまりはやくて 何が起こったのかわからないくらい。

もう一度 かごにあみをいれて糸を垂らすと またもや ぶるぶるぶる!
吊りはじめてものの数分で もう3匹釣れてしまってました。

トイレにいってたお父さん、帰ってきてすでにクーラーボックスに入ってるのをみて びっくり。


それからはなんの奇跡なのか、なぜか 超初心者のわたしの竿だけ ぶるぶるぶる。
「つれたー」
「またつれたー!」
気づくと たぶん20匹くらいはわたしが釣ってた。
途中から 自分で餌もつけれるようになったし、釣り上げたままかりを針からはずせるようになったし。

手のひらのなかで ぴちぴちぴちぴちはねる 筋肉質なあの質感。
厚さも形も、自分の手の中で感じると、もう忘れることできないな。
すっと手の中に感触を思い出すことができる。
お店で魚を買ってるだけでは決して得られない感覚。
はじめて、ゆうくんの気持ちがわかった気がした。

糸を垂らしてると、くさいし安っぽいことばだけど『地球と対話してる』ということばがいちばんしっくりくるかんじがした。
波の動き、水の流れ、ときどきこつんとあたる海底の感触と、そこに泳ぐさかなの動きを推測して感じる感覚。
ただの一本の竿とそこから垂れる糸はわたしの感覚そのもので、
ただその一点で この地球とつながって お互いに感じあってる、そんな感じがしました。



おだやかで心落ち着く すこやかな瀬戸内の景色。


3時間弱で 40匹ちかくを釣り上げて うちにかえりました。
おかあさんが手早くそのうちのいくつかを 朝ごはんに、お刺身と焼き魚にしてくれた。
お刺身ははじめてたべたけど、ぷりっとみっちりしっかりした身は味濃くて とてもおいしかった。

朝ごはんをたべて ゆるゆるお昼寝をしたりビデオをみたりしてすごし
お昼ごはんには大好きなままかりの唐揚げを作ってくれた。
すっごくおいしかった!やっぱりままかりは唐揚げが一番おいしい。


ぎゅうっとたのしすぎる時間を詰め込んだ、
これ以上ないくらいの3日間でした。


飛行機に乗る通路が、今日は全部カーテンがなく、
乗る直前までふたりでデッキのお父さんとお母さんにたくさんたくさん手を振った。

2010-07-31

だいすきなまち 倉敷

神戸でブランチでパンをたべ、
両親に4種類がぎゅっと一斤につまった食パンと試食しておいしかったチーズのパンをおみやげに買って、
新幹線で岡山へ。

ひさしぶりの新幹線。
流れていく景色の中に だんだんあおあおとした田んぼが見えはじめると すうっとからだから力が抜けていく。

迎えに来てくれたお父さん。
うちにつくと、「おかえりー」と満面の笑みのお母さんがお出迎え。
挽きたての豆のアイスコーヒーと、今が一番旬の清水白を食べながら4人でくつろいだ。

ゆうくんのリクエストにより、倉敷美観地区へ。

帰省のたびになぜかいきたくなっていく。
のに、何度いっても毎回あたらしくおもしろい。
ああ、かえってきた、とおもう。

一緒にまわると 見慣れた風景がまた違う見え方で あらためて好きなまちをみてた。

こここそ わたしのまちだと思う場所。
なんだか誇らしくて あっちもこっちも、とたくさんあるいてわたしが好きなところを全部みてもらいたくて 
好きなルートでくまなく一緒に歩いてまわった。 


なんだかわらってしまう、交通安全の看板。


こどものころから いつかは入ってみたい、とおもってる喫茶店。
ここの子かな?パフェとカレーの絵が描かれていて すごくかわいかった。



いちばんいい場所。
美観地区を一本おくに入った通り。
古い家屋が 静かに この土地そのままの自然さで立ち並んでいます。
旅館や 酒造や 小さな雑貨屋さんが 背伸びすることなく やさしくそこにある。
観光地の商売っけはない。
日々の暮らしと営みのくうきのなかで はぐくまれていく町並み。


時には味があるのかもしれない、と思わせるような 古本屋さん、「蟲文庫」。
ここの店主の田中美穂さんは苔の研究でも有名。
お店の中におかれているすべてのものが「あるべくしてそこに在る」と思ってしまうほど、
隅々まで大事に手がかけられているような とても気持ちのいい空間。


てくてくたくさん歩いた。

「ほんまにいいまちやなあ」のことばに ほくほく嬉しくなった。
そうなんよーっとむんっと胸をはりたい気持ち。



晩ごはんはおかあさんのテーブルいっぱいのごちそうがならんだ。
4人でたくさんたくさん食べ、ビールもたくさん飲んで、たくさん話して、
最高にのんびりした 楽しい楽しい夜でした。

すきな街 神戸

好きな街がある、ってすごくいい。

神戸は 地元の倉敷の次に こころから好きな街。

東京には何年住んでてもどこか からだのどこかが馴染みきれない感覚が抜けないけれど
神戸はいつも 降り立った瞬間から するするーっとお互いが歩み寄って
空気とからだの輪郭の差がなくなるような感覚になる。


Boulangerie comme chinois(ブーランジェリー コム・シノワ)
ここは今年の始めに神戸を訪れたときから毎回通ってるパン屋さん。
クロワッサンが ほんとうに衝撃的で、それから毎回クロワッサンを食べてる気がするなあ。
全部 美味しい野菜やくだものがふんだんに使われて、いいものだけを使って丁寧に仕込まれた感じのするパンばかり。
全種類制覇をいつかしたい。

神戸に どなたかいった際にはぜひ。

この日はふたりで6種類をはんぶんこして食べました。

2010-07-30

3回目の神戸

結婚式2回目の打ち合わせで神戸へ。

お昼前について どこにいこっか、と もう見飽きたくらいのことりっぷをひらいてみる。
ぱっと目に入ったタイ料理のお店にいきました。

平日だからか、ランチだというのに私たちの他に2組くらいの がらんとした店内。
でも メニューにはわくわくするくらいたくさんのランチメニューがあって あれかなーこれかなーと悩む。


選んだのは グリーンカレーのランチセット。

お野菜いっぱいのグリーンカレー、からーいサラダ、トムヤムクン、タピオカがセットになってて大満足でした。



打ち合わせもスムーズにいき、
ちょっと初めてプランナーさんとも打ち解けれたかも、という感触あり。

北野の道は 山の夏休みの夕方のにおいがした。

2010-07-25

「あいまいの国」かわいいおんなのこたちの国



聖ちゃんがバイトしてたカフェで知り合った、ダンサーの女の子、
望月美里ちゃんの出演する舞台を見にいってきました。

このダンスをみて、
ああ わたしはまだまだまだまだ 知らない世界がたくさんある、とおもった。

知ってる「コンテンポラリーダンス」とは ひと味ちがった。

身体の表現、というポイントだけにフォーカスしてつくられてるんではなく、
タイトルのとおり「あいまいの国」だった。特に「国」のところ。
現実の延長線上というより、あの時間、あの場所は、まるで絵本の中か映画の中のような、
現実とは違う空気、言葉、色、味、感覚を持った異空間だった。

ひとつひとつはもやもやと散らばってたりするのに
観る側には 感覚の奥のほう 一点で結ばれて像になって残っている。

ものすごく きゅんきゅんするほど「女の子」の世界なのに
ただのかわいいで終わらない、もっとみたい、が強く残る舞台だった。


衣装もヘアメイクも音楽もなにもかもかわいくて おしゃれで、
なのにうすっぺらさなんてみじんもなかった。

ふくよかな感じ。

出演されてるダンサーの方たちが みな ほんとうにほんとうに楽しそうで
ほんとうにかわいくてきれいで 何度もうっとりみとれた。



合間にせいちゃんと話をして、
やっと 自分の身体の下の地に足をつけて、自分の足で踏みしめて蹴り出そう、という勇気がわいた。

新しい素敵な人とも出会えたし、
ふわっふわ ふかふかの夜でした。