黒なんて安易だ、とパリで胸が悪くなるほど思ったからこその実験。
まったく黒の洋服なんて持ってなかったわたしには黒のコーディネートは至難の業。
少しずつ少しずつ、レギンスあたりから黒デビューして、やっと一応アウター、トップス、ボトムス、靴まで一つずつくらいは黒が増えてきた。
今日はタイツ以外、全部黒にしてみたけど、なかなかちょっとむずかしい。
赤い黒、青い黒、緑みの黒、黄味の黒、それぞれあるから間違うとほんとにただ黒を重ねた、ちぐはぐな黒のあわせになる。
まだまだやっぱり全身黒は自分のなかでは落ち着かない。でも だからこそ簡単に「衣装を着てる」わくわく感も味わえて、なかなかなんだか楽しくなってきた。