くうきのいろ: 2010-06-08

2010-06-08

ごつさ 改善の道

順調にバレエ つづいてます。
残業することがほとんどなくなってから、火曜日のレッスンにもコンスタントに通えてて よしよし。

今日は、先週突然 あるいっときを境に急激に上達した、わたしとほぼ同時期に始めた人のことをおもうと
ちょっとした焦りを感じながらのレッスンスタートだったけど、
レッスンが始まって、バーを持つと 不思議と すん、と気持ちが落ち着いて、
自分の体の筋と筋肉と指先に 意識が集中していって、それまで考えてたことなんて どこかに飛んでいってしまった。

毎週毎週、ひとつずつできることが増えていって、
ひとつずつ 新しい”気になるポイント”が増えていってる。

今日は 一通りの動きには 全部ついていけるようになってて、ちょっと内心驚いた.自分で。
それまでは、先生が初めに振りを踊ってくれるときに、もう全部がパーツパーツばらばらに見えて
いざ さあ踊りましょうって段になると、
あれの次はこれ、あ!あれ 抜かしちゃった!ひゃー!もう あとのは覚えてないよー!と
もうずっと焦りまくりの90分が常だったけど。

今日は ある程度の動きが 流れを持って入ってきて、ポイント ポイントを覚えると、
そのつなぎの動作はからだが動いてくれるようになってた。


ただ、新しい課題。
というか、始まってからずっと、とも言えるけど、初めてやっとそこに意識を向けられるようになったこと。
鏡に映る姿が ごつい、という難題。
自分の意識の中では軽く見えるよう心掛けて、肩から腕にかけてのラインや指先をつくるようにしてるのに
映る姿はなんだか がっちーん!しゃきーん!とものすごく硬く見える。
やっぱり 武道あがりの体なのかしら…と思いながら。

レッスン中、どう気をつけても思うようにはならなくて、
レッスン終わってから、普段はすぐ帰るところを先生のところへ直行。
素直に聞いてみた.
「なんでごつくみえてしまうんでしょう?」
始めは その質問の意図するところがすぐには伝わらなかった様子の先生だったけど、
ああ!と笑顔になって、すぐさま 丁寧に教えて下さった。

どうやら、前に教えていただいた、腹筋の下の方をしめて 腿の内側もきゅっとしめて立つ、それはできている。
でも その上のからだ、胸から肩にかけてがすべて反り返ってることに原因があるみたい。
下腹部と腿の内側はしめる。
でも 力をいれすぎて、反ってはいけない。
肩甲骨の間はしめながら、胸は少し(私の場合、かなりな反身かつ鳩胸だから)体の内側に入れる意識をする。

きゅっきゅっきゅ、と体の角度を直してくれて、
「さあ、今 完璧にきれいですよー」と言って下さった。
やる気がまたむくむく湧いてきた。

最後、挨拶をして出るときの先生の笑顔、
ダンスをしてる人特有の、温度の高い 一瞬眩しさを感じるほどの笑顔で、
今日のレッスン しめくくった。