くうきのいろ: 201006

2010-06-30

椿姫

バレエのレッスンでいっしょの方から昨日の夜 突然メールをいただいて、
急遽 今日、新国立劇場へ牧阿佐美「椿姫」を観に行ってきました。

今日の主役マルグリット役は酒井はなさん。
今日から金曜日までの3日間で招待いただいたんだけど
どうしても 酒井はなさんが観たかったので、迷いなく 今日を選んだ。

気づくと 最近
「酒井はな」という名前を目にする機会が多くて 
無意識の中につよく刷り込まれていて、ずっと気になっていた。

だから 今日 生で踊る姿をみることができて、本当にうれしかった。


情感漂う、とはこういうものをいうのだろうか、とおもった。
ただの「表情」でもなく、大袈裟な感情表現でもなく、
シンプルに 静かに たおやかに 世界を作ってた。

2010-06-28

行きたいっ

森山開次さんのソロ公演
TSUBASA

うう まよう。
いきたいなあ。

ホフェッシュ・シェクター

土曜日。

待ちに待ってたホフェッシュ・シェクターを観に
彩の国さいたま芸術劇場へ。

「Political Mother」



1時間15分。

ホフェッシュ・シェクターの、
本当は収まることができない ふつふつぼこぼこ湧いてる若いエネルギーが
あっちやこっちにぶつかって けんかしてるみたいだった。
蓋をどかんどかん中から蹴ってる力を むりやり上から閉じちゃったみたいだった。

ひとつひとつの瞬間は このうえなく きらびやかで 
前のめりになってないと耐えられないくらい ぐいぐい舞台にひっぱる力で満ちていた。

ホフェッシュ・シェクターの あの上半身の雄弁さと、下半身の安定さ。

あの人と、もう一人、かおりさんのお友達という坊主頭の女の人のまわりだけ
空気が伸びたり縮んだり、軽くなったり重くなったり。

これを「空間を作る」というのか、と かーんと頭を射抜かれた気がした。


今度は削ぎ落とされたあの人を見てみたい。


あの手先から溢れる光と空気のふくらみを感じられてよかった。  

2010-06-25

みぃと待ちに待ったデート

何ヶ月ぶりか!
ふたりでのデート。

もう指折り数えて今週を乗り切って迎えた今日。

貴重な貴重な一日。

朝 一番で家を出て、渋谷で待ち合わせ。
幸い、昨日よりからっとした感じがあるお天気。

10時。
Tully'sでお茶。
ふたり うれしすぎて、話をかぶせあいっこしながら話す。
うれしいうれしいが全身から溢れてたと思う。
おたがいに 一番はなしたかった話 聴いてほしかった話をする。
離れてた間を全部埋めるかのように。

おなかすいたね、と cent-trente-neufへ。
ここにして正解。
一番乗りのお客さん。



夜来るより 光があたたかで眩しくもあり 一気におやすみ気分がやってきた。

みぃはパスタ、私はポトフを注文。

ポトフの丸ごと鶏の足はフォークでさすと ほろほろくずれるほど じっくり煮込んであった。
野菜と鶏のやさしい味。
パンがおいしいこのお店。
サラダと一緒にお皿にのってきたパンもおいしかった。

2時間くらいかけて のんびりゆっくりお昼を食べて、またたくさん話をした。
話す話はきりがなく。
見せたい写真もきりがなく。


H&Mでおそろいの髪留めを買い、
2時から 振り袖の試着へ。

思った以上に ぴったりとみぃに似合う かわいい着物を見つけることができた。
最初に二人でHPを見ながら相談してたものに近い振り袖。
姉ばか丸出しでもいいやと開き直って かわいいかわいいを連発。
だって仕方ない。
どうしたってわたしにとっては一番かわいいのだから。(開き直り)

着物って、見る印象と、実際着てみる印象とは全然ちがうなあ。
顔映りっていうことが洋服以上に如実にあらわれてくる。
そして小物合わせの難しさ。
半襟、帯、帯揚げ、帯締めで無限の組み合わせができる。
着物というベースももちろん大事だけど、それ以外の小物でどうにでも印象を変えることができると実感。
いろんな可能性にわくわくした。
同じ黄色の着物でも、紫をあわすか、ピンクをあわすか、赤をあわすか、黒をあわすかでまったく顔が違ってくる。
補色の組み合わせがいいと思ってたけど、今日は意外な色の組み合わせ「黄色×朱赤」を発見。
すごく楽しかった。

大満足してお店をあとにして、しばらく洋服をみてまわった。
ひさしぶりにリサーチかねて お店めぐり。
世の中は思った以上に一斉セールだった。
売れてないのかなあ…と少し心配になるほど 冬物の在庫処分的なものが目立ってた気がする。
みぃは一つブラウスをお買い上げ。

渋谷の喧噪にすこし疲れ、喉も乾き、
やっぱり、ということで恵比寿へ移動。

恵比寿についた途端、知ってる空気。
ほっとして いつもいくPILE CAFEへ。

ちょうど 夜メニューが始まる少し前だったことが幸いして
がらんとした店内。
席も選びたい放題。

ビールと梅酒で小さな乾杯。
海老とアボカドのサラダと、タコとオリーブのカルパッチョを頼んで ゆっくりと飲んだ。
そのあとワインとサングリアにかえて、ローズマリー風味のローストポテトとドリアを注文。
みぃはポテトが熱すぎて すごい顔をしてた。
デザートにはガトーショコラとアフォガート。
初めてiphoneのムービー機能を使って撮ってみる。
そして北海道旅行の約束をした。


話しても話しても尽きない話。
時間が過ぎるのがひたすら惜しかった。

できることならば 同じ家に帰りたい、と何度もおもった。


こうして 姉妹でふたりとも幸せに時間を過ごせることの幸せ。
誰にもとって代われない 大好きな存在。

別れるのがかなしかったけど、
絶対またすぐあうんだと いつもながら 寂しい気持ちを押し殺して
めいっぱい手を振って見送った。


またすぐ遊ぼうね。

2010-06-22

焦ってどうする

むくむく負けず嫌い心というか、
「隣の芝は青い」癖というか、
まわりのひとの進歩にうらやむ気持ちがわいてきてて
それに翻弄されてる自分にまいります。

すっごいしょうもないちっさなことが気にかかったり。

早く名前覚えてもらえないかな、とか。
いいじゃーん そんなこと!って自分でおもいつつ、やっぱり名前はおぼえてほしいものです。


でも、やっぱり、まわりのことはさておき。

私の課題は膝なのかも。
膝が曲がってる。踊るとき。
全然そこにまだ意識がいかない。

脚を動かすと ぶらん と太い棒が動くみたいにみえる。
膝に意識がいっていれば、膝の裏は伸びて、すっとした脚、バレエの脚に近づくはずなのに。

まだまだどたんばたんから抜け出せないわたし。

それと、なぜ ふりが覚えられないんだろう?
これも人によって違うのかな?
体の柔らかさみたいに、もともとの個人差があるものなのかな?

なんでこんなにも覚えられないんだろう?と思う瞬間がたくさんあって 苦笑いです。

週2日いったら その分 もやもやも増えました。

2010-06-18

父の日ギフト

仕事をへとへとになって終えて
会社の下のガレリアの中にある DEAN&DELUCAへいきました。
父の日の、小さなお菓子を買いに。

そこで ものすーごく「こういうのを求めてました」クッキーを見つけました。

こちら。



前々から 父の日用とはいわず、
なぜだかアイシングクッキーが好きで、かわいいのってないかな、と探してたけど
これ!っていうのがなかったのに、なんだ こんなメジャーなとこにいたのね、とちょっと肩すかし食らったくらい。

あえて 「FATHER'S DAY」バージョンは買わず
「THANK YOU」で。
というのも 色が絶対にこっちのほうがかわいかったから。
食べておいしい、よりも、この場合 見た目重視。

このTHANK YOUクッキーと、小さなスティック状のマカロンを父に。

ゆうくん父には和風の薄せんべいを。
金沢の、落雁 諸江屋ののれん菓子「唐松せんべい」を。


包装紙が古い日本の地図で(どこの地図だろう?)もう 一目でこれにしよう、と。
シンプルな原材料(餅米、砂糖、白味噌)も きもちよく。


明日 送ろう。

やっぱり贈り物はたのしい。

Le Nougat

一緒に仕事をしたことはないけれど、
なぜだか大好きな インナーチームのデザイナーさんとごはんにいきました。

「いきました」というか、正確にいうと、「連れて行ってもらい、ご馳走になりました」。

銀座の「Le Nougat(ヌガー)」というお店。

松坂屋の裏道を入っていったところに こぢんまりとある、
かわいらしい かわいらしいお店。
そして 本気のフレンチを精魂こめて丁寧に作ってるお店。

まずはシャンパンで乾杯。
それから豚肉のリエット、インゲン豆のサラダ、カスレ、エスカルゴのブルゴーニュ風とともに
赤ワインをボトルで注文して ふたりでゆっくり 飲みながらたくさん話をしました。

私のエスカルゴ初体験は今日。
人生初が訪れた日でした。
思っていたより もっと貝っぽくて 意外な食感。
まわりのソースがほんとうにおいしくて、いつまででも食べていたい感じでした。

カスレが絶品で。
「すこし焦げるくらい焼いてください」の注文のもと 出てきたのは
こてっと下に絡むような 深い味わいで。

デザートにはヌガ・グラッセ、葡萄のフラマージュ、エスプレッソを注文。
ヌガ・グラッセの中にはぎっしりナッツが詰まっていて
噛むたび 香ばしかった。


初めてのごはんとは思えないほど、まだまだたくさん話していたい、とても楽しい夜でした。
歳の差がいくつあろうと 同じ目線で話せる大人って本当に素敵だ、と今日 また思いました。


中川さん、ごちそうさまでした。

2010-06-16

父の日へ

何にしようか迷いに迷い、やっぱりものではなく、手作りカードにしよう、と思い、ポップアップカードを作りました。

開けると、くす玉が飛び出す仕掛け。

拙いけれど、きっとくすっと笑ってくれるはず。

2010-06-15

脚の向き 覚え書き

今日のレッスン。

念願の週二日のレッスン。
土曜日から数えてたった二日あけただけでレッスンにいけるなんて、と
今日はもう仕事中から 音楽を頭のなかでくちずさんではわくわくしてた。


バットマンのとき。
今まで脚は真横にあげるんだと思ってたけど
脚も手と同じ、あんまり「真横」っていう位置は バレエのなかにはない、としった。
少し前寄り。
手を広げたときに 指先がちらちら見えるのとおなじように。
そして 膝は外へ開く意識で。

土曜日には
脚の向き、肘の向き、首筋を綺麗に見せて、肩を落とすことを気をつけていこう。

2010-06-14

土曜日のこと

木曜日からチケットをとっていた、12日公開の「Flowers

邦画を映画館に見に行くのは、生まれて初めて。
この映画の公開を知ったのは5月頭くらいだったから、1ヶ月以上 毎日指折り楽しみにしてた。

ゆうくんがめずらしく、「ビールとポップコーン買って映画みようね」っていうから
なんだかピクニックに行く前みたいにわくわくしてたし。


土曜日はすばらしく楽しかった。

朝 なぜか5時半に目が覚めて、それから眠れなくなったから
作りかけのコサージュを仕上げた。
一週間で一番大好きな時間。
新鮮な朝の光のもと、iPodで音楽をランダムに聴きながら 食卓でお花を作る時間。

バレエもまた一歩前進できたし。

帰ってきてもまだこれからメインイベントがある嬉しさ。
金曜日に買ってきていた「浅野屋」のビールバケットとペピットとポテト入りのパンを食べて出かけた。

結婚式のリサーチのために、「AXIS」へ。
初めて行ったけど、お店に入った瞬間に楽しくなる いいお店だった。


映画は、全編 ずうっと泣き通しだった。
あれはまずい。
わたしには。
姉妹の話であり、母娘の話であり、ひとりの女性の話であり。
私の一番の弱いところ。

もうすっかり泣きつかれて ふらふらになって 
気持ちも満腹になって 映画館をあとにした。
目の腫れが尋常じゃないくらいになったけど。


晩ごはんは 始めはいつもの「エイト」に行こうとしてたけど
ちょっと今日は冒険しよう、ということになり、
ヒルズ近くのCharleston's Cafeへ。
六本木だなあーと初めてしみじみ感じた、いろんな国の人が入り混じるお店。
毎日通ってるのに、なんだか六本木っていう街は旅先みたいだ、とおもった。

こころもおなかも満たされた 楽しかった一日。

2010-06-08

ごつさ 改善の道

順調にバレエ つづいてます。
残業することがほとんどなくなってから、火曜日のレッスンにもコンスタントに通えてて よしよし。

今日は、先週突然 あるいっときを境に急激に上達した、わたしとほぼ同時期に始めた人のことをおもうと
ちょっとした焦りを感じながらのレッスンスタートだったけど、
レッスンが始まって、バーを持つと 不思議と すん、と気持ちが落ち着いて、
自分の体の筋と筋肉と指先に 意識が集中していって、それまで考えてたことなんて どこかに飛んでいってしまった。

毎週毎週、ひとつずつできることが増えていって、
ひとつずつ 新しい”気になるポイント”が増えていってる。

今日は 一通りの動きには 全部ついていけるようになってて、ちょっと内心驚いた.自分で。
それまでは、先生が初めに振りを踊ってくれるときに、もう全部がパーツパーツばらばらに見えて
いざ さあ踊りましょうって段になると、
あれの次はこれ、あ!あれ 抜かしちゃった!ひゃー!もう あとのは覚えてないよー!と
もうずっと焦りまくりの90分が常だったけど。

今日は ある程度の動きが 流れを持って入ってきて、ポイント ポイントを覚えると、
そのつなぎの動作はからだが動いてくれるようになってた。


ただ、新しい課題。
というか、始まってからずっと、とも言えるけど、初めてやっとそこに意識を向けられるようになったこと。
鏡に映る姿が ごつい、という難題。
自分の意識の中では軽く見えるよう心掛けて、肩から腕にかけてのラインや指先をつくるようにしてるのに
映る姿はなんだか がっちーん!しゃきーん!とものすごく硬く見える。
やっぱり 武道あがりの体なのかしら…と思いながら。

レッスン中、どう気をつけても思うようにはならなくて、
レッスン終わってから、普段はすぐ帰るところを先生のところへ直行。
素直に聞いてみた.
「なんでごつくみえてしまうんでしょう?」
始めは その質問の意図するところがすぐには伝わらなかった様子の先生だったけど、
ああ!と笑顔になって、すぐさま 丁寧に教えて下さった。

どうやら、前に教えていただいた、腹筋の下の方をしめて 腿の内側もきゅっとしめて立つ、それはできている。
でも その上のからだ、胸から肩にかけてがすべて反り返ってることに原因があるみたい。
下腹部と腿の内側はしめる。
でも 力をいれすぎて、反ってはいけない。
肩甲骨の間はしめながら、胸は少し(私の場合、かなりな反身かつ鳩胸だから)体の内側に入れる意識をする。

きゅっきゅっきゅ、と体の角度を直してくれて、
「さあ、今 完璧にきれいですよー」と言って下さった。
やる気がまたむくむく湧いてきた。

最後、挨拶をして出るときの先生の笑顔、
ダンスをしてる人特有の、温度の高い 一瞬眩しさを感じるほどの笑顔で、
今日のレッスン しめくくった。

2010-06-07

3連休

かけあし振り返り日記。

土曜日、3時半に起きて わたわた支度して 4時45分の電車へ。
明けていく街を電車の中から 甘いコーヒーを飲みながら眺めてた。


空港にて。


空港で、もう8時くらいの感覚で飛行機に乗り込んだら
まだ6時半だったことに(その便をとったから当たり前なんだけど)ものすごくびっくりした。
伊丹空港でバスを待ってる間も気分的にはもう11時くらいなんだけど
時計を見るといつも家をでるより早い7時45分だったりして。
でもかなりたくさんの人がいて、世界は私の知らない間もまわってる、と変な納得のしかたをしたりした。


大好きになってきて北野の景色。



午後から気を抜くと眠ってしまいそうな感じだったけど、
初めてゆうくんのお姉ちゃん夫婦とかわいいかわいい息子ちゃんにも会い、
お義父さんお義母さんにも会い、しあわせを噛み締めた午後だった。

おみやげを持たせてくださったのはお弁当でした。
空港につくと搭乗時間まで30分ちょっとあってちょうどいい時間。
「展望台いこ」と連れて行かれると、日陰のベンチとテーブルには 何組も、
それぞれ買ったお弁当を広げて 飛行機を見ながら食べてるひとたちがいた。
私たちもそこに混じって お弁当を広げた。


ゴージャスかつ やさしい味のおいしいおかずたちばかり。

かたっぱしから ぱくぱくぱくっと 気づくと全部食べていて 自分でもびっくり。

この日、電車→モノレール→飛行機→バス→タクシー→電車→バス→飛行機→電車、とほぼ乗れるだけの乗り物に乗り尽くした感じ。
さすがに帰ったときには地球がまわってるような ふわっふわした目眩と眠気でくらくらしてたけど、長くて楽しい一日だった。


日曜日は朝から二人でいろいろ計画を練り、
午後から表参道へタカミブライダルへ。
やっとドレスが決まり、白無垢も決着がつきそうな予感を抱えて帰宅。

晩ごはんはお昼すぎに準備してた新じゃがをまるごと入れた肉じゃがと、
帰り道に東急の地下で買った、ぷりっとして新鮮な 鰹のお刺身と、成城石井オリジナルのキムチ。
レタスとアボカドの胡麻ドレッシングのサラダと、大根の梅干し和えも。
ビールを飲みながら たっぷりおなかいっぱい食べて、
家でこんなに「おいしいね」とごはんを食べれるって しあわせだとまた幸せを噛み締めた。

2010-06-04

おはようございます いってらっしゃい

朝 かならず 家の外をはき掃除してるご近所の奥さん。

これまで何年間も、
姿を見たら「おはようございます」と割と元気に挨拶してきた。
数年前、最初の頃は挨拶してもなんの返事もなかった。ただ黙々と下を向いてはき続けてて。
今思えば、まさか見知らぬ人が自分に挨拶してるとは思わなかったのかもしれないな。
でも当時は 無視されたことにものすごく驚いて、なんて冷たい人なんだろう、と恐れに近い気持ちになって、掃いてる場に出くわすことさえ どぎまぎしてた。

でもなんだか朝一の勢いある気持ちを自分で削ぎたくなくて、挨拶しつづけてきた。


挨拶しはじめて2年目くらいになって、初めて「おはようございます」が返ってきた。
え!?今、なんて?と、何回も巻き戻して聞きたいくらいうれしくて仕方ない気分だった。

それからはコンスタントに挨拶は返ってきた。
ただし、(小さなことなんだけど)いつも下をむいたまま、声も 一瞬怒ってるのかな?と思ってしまうトーンで。

登校中の小学生にかける明るくて優しい「おはようございまーす、いってらっしゃい」を聞くたびに、
いいなぁー!と 小学生相手に負けず嫌いを発揮したりして
まだまだだなぁと思ってた。


のに、今日!
いつも通り 掃いてる奥さんにいつも通り「おはようございます」と挨拶すると、
「おはようございます、いってらっしゃい」とにこやかな挨拶が返ってきた!


すごいすごいすごい!とひとりで大興奮。

何度も反芻しては
「おはようございます、いってらっしゃい」の響きにうっとりしてた。

いい言葉だなぁ、ほんとに。


6年目にしてやっと、この土地に認められた気がする。

2010-06-01

アマンド

ひさしぶりに 同期のまきと、外でお昼ごはん。

アイフォンで探してくれたオムライスやさんにいくと、アマンド。

初めて入りました。

ランチのオムライスとハンバーグセットは、なんだかあまりにもお子様ランチの見本みたいで、注文しぶりたくなったけど、仕方なく注文。

注文し終わった時に、もう一冊あるメニューを見ると、そこには そぅ!これを求めてましたというような、とろとろオムライスが載っていました。

恐る恐る聞いてみると、それは2時以降のメニューなんだとか。

ふたりともむちゃくちゃがっかりして しぶしぶ諦めた。

と思いきや、あんまりがっかりしてたのか、店員さんが戻ってきて、作れます、と言ってくれた。

わぁい!じゃあ!とふたりとも変更。


とろとろのたまごとぷりっとした海老のオムライスは、いかにも喫茶店のっていう 少し古風な感じでおいしかった。


オムライス食べおわっておなかいっぱいだったのに、ついまきにつられて、アマンドといえば的なシュークリームを頼んでしまう。


冷えたお皿に、お行儀よく並ぶフォークとナイフ。
さくっと軽くておいしかった。

なんか、デザートまで食べるなんて、なんだか笑ってしまうや。