くうきのいろ: 2010-07-25

2010-07-25

「あいまいの国」かわいいおんなのこたちの国



聖ちゃんがバイトしてたカフェで知り合った、ダンサーの女の子、
望月美里ちゃんの出演する舞台を見にいってきました。

このダンスをみて、
ああ わたしはまだまだまだまだ 知らない世界がたくさんある、とおもった。

知ってる「コンテンポラリーダンス」とは ひと味ちがった。

身体の表現、というポイントだけにフォーカスしてつくられてるんではなく、
タイトルのとおり「あいまいの国」だった。特に「国」のところ。
現実の延長線上というより、あの時間、あの場所は、まるで絵本の中か映画の中のような、
現実とは違う空気、言葉、色、味、感覚を持った異空間だった。

ひとつひとつはもやもやと散らばってたりするのに
観る側には 感覚の奥のほう 一点で結ばれて像になって残っている。

ものすごく きゅんきゅんするほど「女の子」の世界なのに
ただのかわいいで終わらない、もっとみたい、が強く残る舞台だった。


衣装もヘアメイクも音楽もなにもかもかわいくて おしゃれで、
なのにうすっぺらさなんてみじんもなかった。

ふくよかな感じ。

出演されてるダンサーの方たちが みな ほんとうにほんとうに楽しそうで
ほんとうにかわいくてきれいで 何度もうっとりみとれた。



合間にせいちゃんと話をして、
やっと 自分の身体の下の地に足をつけて、自分の足で踏みしめて蹴り出そう、という勇気がわいた。

新しい素敵な人とも出会えたし、
ふわっふわ ふかふかの夜でした。