聖ちゃんがバイトしてたカフェで知り合った、ダンサーの女の子、
望月美里ちゃんの出演する舞台を見にいってきました。
このダンスをみて、
ああ わたしはまだまだまだまだ 知らない世界がたくさんある、とおもった。
知ってる「コンテンポラリーダンス」とは ひと味ちがった。
身体の表現、というポイントだけにフォーカスしてつくられてるんではなく、
タイトルのとおり「あいまいの国」だった。特に「国」のところ。
現実の延長線上というより、あの時間、あの場所は、まるで絵本の中か映画の中のような、
現実とは違う空気、言葉、色、味、感覚を持った異空間だった。
ひとつひとつはもやもやと散らばってたりするのに
観る側には 感覚の奥のほう 一点で結ばれて像になって残っている。
ものすごく きゅんきゅんするほど「女の子」の世界なのに
ただのかわいいで終わらない、もっとみたい、が強く残る舞台だった。
衣装もヘアメイクも音楽もなにもかもかわいくて おしゃれで、
なのにうすっぺらさなんてみじんもなかった。
ふくよかな感じ。
出演されてるダンサーの方たちが みな ほんとうにほんとうに楽しそうで
ほんとうにかわいくてきれいで 何度もうっとりみとれた。
合間にせいちゃんと話をして、
やっと 自分の身体の下の地に足をつけて、自分の足で踏みしめて蹴り出そう、という勇気がわいた。
新しい素敵な人とも出会えたし、
ふわっふわ ふかふかの夜でした。