くうきのいろ: 201012

2010-12-22

あこがれの 無水鍋

わたしの尊敬かつむちゃくちゃ慕ってる 会社の先輩から
またも素敵な贈り物を頂いた。


形もすばらしく美しい




じゃーん






























ムスイの無水鍋。
以前、私の退職のお餞別に、まさかのホームベーカリーをくださったのに引き続き。
なんとも大人の女性ならではの贈り物。


入社以来3年間、いつも隣の席で一緒に仕事をし、どこにいくにも一緒で
一時期には毎日20時間くらいいっしょにいた。
日々他愛ない話をし、冗談をいい、笑うなかでこぼしたわたしのことばをたくさん吸い上げて
こうして 驚くほど、というか 驚くしかないほど「ずっとずっと欲しかったもの」というのをくださった。
先輩の、人のことばを読み、気持ちを思いやる その力と 大人の表し方に
ひたすら また 憧れの気持ちを強めた。


頂いて以来 毎日といっていいほど、大活躍の無水鍋。
これから先、こげついても へこんだりしても、
磨いて、米のとぎ汁でお手入れして、一緒に歳をとっていくつもり。

二次会

先週日曜日、12日、結婚プロジェクトの総仕上げとして、二次会パーティーをしました。
来て下さった方、本当にありがとうございました。


結婚式は10月だったから、それからの2ヶ月、
引っ越しにひたすら注力、
一段落して ハワイで旅行、
そして その間に自分の仕事への気持ちを固め、
結婚という大きな行事に締めを迎えるべく 迎えた日。


一番の難関は 衣裳。
さて どうしたものか。
もう借りられないし、かといって 普通のワンピースでは…と 作ることにした。


えいえいえい!とパターンをひいて。
身長152センチとはいえ、フルレングスのシフォンのドレスはパターンもでっかい。
生地も気を抜くとあっちこっちがよれるから、床一面にぴしっと広げて
裁断、しつけ、全部床での作業。
縫製二日間しか余裕がない!ので ひたすら黙々と縫っていった。


たのしかった!
けど、もと会社の先輩をおよびしていたことが 一番のプレッシャー。
もしできなかったら…と考えると 誰にも言えず(こわくて)
当日まで伏せておいた。


でも、できました。


あたたかく みなさまに迎えていただいて、
また気持ちをあらたに しゃんと背筋を伸ばして
ありがたさとうれしさとを噛み締めました。


ありがとうございました。
とても 素敵な時間を過ごすことができました。

2010-12-09

習うより 慣れろ

会社に入って以来、パターンすら長らくひいてなかったから
2ヶ月前にパンツのパターンをひくとき、頭が「わからないよー!」と悲鳴をあげてた。
でも 不思議と手の方が頭よりおぼえててびっくりしながら
「うーんと、」と考えてると、その間に手が動く、
あれあれあれ、と なんだか自分の頭と手がばらばらで おかしな感覚になりながらの作業だった。
すっごく不安になった。
あの3年間を無駄にしたのかしら??!と。


けど、数型ひいてみて 今。
定規の使い方も、ローラーカッターの使い方も、もう忘れてたことを忘れたくらい取り戻して ほっと一安心。


ミシンも同様で。
超ひさびさのシフォンを縫うとき。
一回目に直線を試しで縫ったとき、つれまくってびびった。
絶対 こつがあったのに!あれだけ縫いまくったのに!と恐れおののいたけど
1メートルの直線を2本くらい縫ったとき、
からだがなにかを思い出してくれたらしく、
劇的にきれいに縫えて またびっくり。
それ以来、あのつれは一体なんだったのか、と思うくらいに 普通に縫えるようになった。


習うより慣れろ
ということばが ミシン使ってると ぽーんと何度も浮かんでくる。
右手と左手の、布を押さえて 送る具合とか
押さえ金をあげるタイミングや具合とか
目打ちを使うポイントとか。


でも まだまだ忘れてることがいっぱいありそうな気がしてるから
どんどん取り戻していきたい。