くうきのいろ: 2010-05-07

2010-05-07

めだまやきの花

朝起きて、ベランダ(というか、小さな庭というか)の窓を開けると
朝の光に照らされて ぽっぽと眩しいほど白く映えるヒメジョオンが目にとびこんできた。

昨日まで、こんなに咲いてたっけ?

思わず 写真に撮ったけど、見てみ たら ひどいできだったので却下。
頭の中に焼きついた景色のほうが何百倍もよかったから。

ヒメジョオンをみるたびに
「あ、めだまやきの花」とおもう。

こどものころ、そこらへんにヒメジョオンは咲いていて、
保育園あたりで初めてじっと眺めて「きれい。めだまやきみたい」と思った記憶がはっきりある。
そのときは 今より花が大きいと思ってたなあ。
もっとつやっと作り物みたいに見えたし。

それ以来 見るたび 妹と一緒に「めだまやきの花!めだまやきの花!」っておかあさんに言ってた。
それに懲りずに「ほんまだねえ」と毎回こたえてくれたおかあさん。
やさしいな。

いまでもあの花には ”ヒメジョオン”っていうなまえより「めだまやきの花」のほうがしっくり似合うとおもう。