くうきのいろ: 2010-04-21

2010-04-21

お父さんの電話

きっと 誰よりも 寡黙ながらも心配してくれていたんだ。

8時過ぎ、電車の中で、お父さんから電話。
帰ってすぐに折り返し電話をすると、普段ならなかなか出ないのに すぐに出てくれた。

「どうだった?」と。
うん、うん、と聞き、
「よく言えました。おつかれさま。
 まあ、さなえ、もうなんも心配するな。
 ゆっくり休めよ。
 おやすみ。」

たったこれだけの返事で すべてが伝わってきた。

偉大なる父。
愛すべきお父さん。
ありがとう。ほんとうに。

うつむく顔 緊張のお昼前

今日の11時半から 面談のセッティングをしてもらい。

昨日の夜にはまだ不安がいっぱいで、きっと私、絶対なんかへんなこと口走ってしまって結局言えないまま終わる気がする…と思ってた。

けど、今朝、起きると5時半にお母さんからメールがきていて。
「フレー!フレー!」と大声の声援ではなく、じんわり効いてくるような、やさしいやさしい、理解溢れるメールだった。
それを読むと、頭の中で かちっかちっと文章が組み立てられていって、
「こういおう」ができあがった。

面談前、トイレにいって気持ちを落ち着けた。
そのとき、その 朝のメールで組み立てた言葉を反芻した。


いざ、面談では、きちんと言えた、とおもう。
眼の端に、うつむいて 私の言葉 ひとつひとつを呑み込もうとしてくれている部長の顔が見えていた。

どんなペースでこれから動いていくかは未知。
ただ、わたしの想いはきちんと告げられた。

あとは、これから、「わたしが作りました」というものを、残された日々の中でしっかり作っていくだけだ。
少しでも 足跡を残していけるように。