くうきのいろ: 2010-02-09

2010-02-09

週末をこえて

離れて 冷静になるとみえてくる。

今のわたしのいるところと、その中でいかに自分が麻痺し、本来の素直さをしまいこんでいるか、が。


会社に守られている、そしてその囲いから自ら出ることを怖れてる。

この囲いの中では、今の延長線上でちからを発揮していれば、完全に守られ、名誉とお給料は安泰で充分な生活は約束されている。

自分のデザインが、たくさんの工員さんたちの手によって作られ、世界中で売られ、着られる。

それなのだ。
お給料ももちろんだけど、自分のものが幅広い人にきてもらえる、それが魅力的なのだ。


でも。
ある意味、それはただの自己満足でもある。


キャリアってなんだろう。
人生ってなんだろう。

順風満帆にこの先の人生を歩んでいくと安心してた矢先。

仕事をとるか。
こころをとるか。
の選択。


週末を 静かに過ごし、考えた。

現実的に考えて、わたしにひとりで暮らすことが可能なのか?

否。

なんとかやりくりできたとしても、仕事の達成感は味わえるとしても、ほんとの意味での幸せは感じられない。

なんのためのキャリアなのか。
人生ってなんだろう。
わたしにとって。


神戸で感じた、あの、小さな世界ながらも中身のある、あたたかでキラキラしてる世界の、直にこころに響いてくる感じ。


ほんとのわたしは ちゃんと道を知ってるはずなんだ。