くうきのいろ: 2010-03-28

2010-03-28

アンナ・カレーニナ

もやっと過ごしてるぬるま湯の日々が、たたみかけるように目の前に押し寄せた。

バレエの細かな技術も出演者も 無知に等しいけれど、舞台から眩しい熱風のように吹き付けるものは、そのまままっすぐ私をつきさした。

煌びやかな衣装を纏って飛び舞う人たちは、わたしをどんどん裸にした。

涙が止まらなかった。


わたしは今のまんま流されゆるゆる過ごしてる時間なんてない、と。
この先の生き方を、しっかり見定めていかないと、限りある時間はたださらさら流れて、きづくと手元にはかけらさえ残ってないことになるかもしれない。

人生は思い切りと覚悟で道が作られる。


気ばっかり使って、悩まなくていいことばかりで悩んで無為に過ごすのはやめなきゃ。


やりたい、やらせてください、をもっと出せるようにしていく。

お財布の中の紙

渋谷でごはんを食べようと、前にいっておいしかったラーメンやさんに行ったら、なんと潰れてた。
2ヶ月前にオープン記念みたいなのをしてたばっかりなのに。恐るべし、渋谷。

どうしよか迷ってたときにふと思いついた、お財布の中の紙。
ずいぶん前に、雑誌でおいしそうなお店を見つけた時に、いつか役にたつかもよ?といれといたやつ。普段はそんなことしないから、いつも頭の片隅にはその紙切れのことはあったけど、なかなか出番はなく。
二年ほどあいての役立ち。

そのお店はたった20席の、こぢんまりしたお店。
入るとカウンターがあって、気持ちいい音楽が流れてて、ほどよく賑やかで。
立派な大きさのピザやほとんどのおつまみも500円。小さなテーブルにきゅうきゅうお皿が並んで、ビールもおいしくて、思わぬ楽しくておいしいごはんだった。

やっぱり恵比寿はすきだなぁ。