バレエの細かな技術も出演者も 無知に等しいけれど、舞台から眩しい熱風のように吹き付けるものは、そのまままっすぐ私をつきさした。
煌びやかな衣装を纏って飛び舞う人たちは、わたしをどんどん裸にした。
涙が止まらなかった。
わたしは今のまんま流されゆるゆる過ごしてる時間なんてない、と。
この先の生き方を、しっかり見定めていかないと、限りある時間はたださらさら流れて、きづくと手元にはかけらさえ残ってないことになるかもしれない。
人生は思い切りと覚悟で道が作られる。
気ばっかり使って、悩まなくていいことばかりで悩んで無為に過ごすのはやめなきゃ。
やりたい、やらせてください、をもっと出せるようにしていく。