くうきのいろ: 2010-02-07

2010-02-07

ミシン

さむいさむい。

午前中、お酒が残るからだとあたま。

しんとした部屋。


ゆうくんを見送り、あんまり天気がよさそうだから 強制的に活動することにする。

珍しくラジオをつけてみる。
人の声がするのが なんだか安心。

部屋の掃除、洗濯をして
ある程度 からだがしゃんとしてきたから
昨日のつづきの縫い物をした。

定番のシュシュ、3代目。
おっきくてまんまるのができた。

せっかくひさしぶりに出したミシンをしまうのが惜しいから、
この勢いで、と、前々から直そうとしてた洋服を3着直すことにした。

まずは、この間みつけた、一度も着てないトップス。
もともと袖口にモビロンテープが無造作に縫い付けられて パフスリーブにしてあったもの。
袖口がきつくて 赤ちゃんみたいなシルエットになるのが気に食わなくて、買ってすぐにとりあえずテープをとったっきり、そのままになってた。
細三つ折りにして縫ったら、たったそれだけで着れるものになった。
なんだ、早かったじゃん。めんどくさがりすぎてた。

2着目。
無印で2年前にかった前開きのワンピース。
なにかの拍子に裾に2カ所 おっきなしみがついてしまって、それ以来 ずっと眠ってたやつ。
捨てるに忍びなくて、いつかなんとかしようとおもってた。
今ちょうど ぽわんとしたコットンのブラウスが欲しかったから、思い切って裾を切って短くすることに。
着てみてだいたいの丈を決めて、寸法合わせてざくっと切って、三つ折り。
ウエストのリボンは残して、結んだ時にギャザーが寄るシルエットにした。

3着目は、シルクをヴィンテージ風にウォッシュかけたり染色したりして加工してあるワンピース、
着すぎてすっかりほつれたり 穴が開いたりしてるのを、スカート部分を切り離してトップスに変えた。
スカートにはぽっかり穴があいてるから、もう布地として 今度髪飾りにでも作り替えるつもり。


ミシンを踏んでると、なんだか なにか 胸の奥からつつかれるような気がした。

ほら、こうやって縫ってたじゃん。
出来上がりを思い浮かべながら、自分の手で作ってたじゃん。
縫い上がりを左右するのは、この 自分の手だったじゃん。


そうだった、と。