2歳のおひなまつりや、3歳の大雪、6歳のお誕生会やお正月。
ぜんぶお父さんが、私やみぃが遊ぶ姿を、静かに時々やさしく話し掛けながら撮ってくれてた。
若いお母さんがときどき現れ、わたしがどんなにしつこくおんなじ遊びをしても、にこにこ笑いながらいっしょに遊んでくれてた。
私が覚えてる景色の中のお母さんは完璧「お母さん」なのに、ビデオに映るお母さんは、今の私より若かった。
ビデオでみるとずいぶん昔のことに思うのに、その時の鮮明な記憶が私の中にきちんとあるっていうのが奇妙な感じだった。
こんな子供に話してもわからないだろう、と思えるようなことでも、自分の中には記憶があって、あなどっちゃいけないなとまた思ったり。
今の私より若いお母さんと30歳にもならないお父さんのすごさを想った。
こうやってたっぷりもらった愛情でわたしの今のつぶつぶはできている。
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