新しい世界へ 脚を向けるときが近づいています。
こころは二分。
そのどちらも正直なわたしの気持ち。
実の世界か、わたしの「世界」か。
今までその境界線の曖昧でぬるい気持ちいい中で数ヶ月過ごしてきたけど、その時はふいに訪れた。
決意から長くかかりすぎて、正直気持ちは急激にはシフトできてない。
だけど、これはわたしが選んだこと。
望んで選んだこと。
未練はある。
だけど、そうしたかった。
守られなくなったときの不安感を今はまだひたすら感じるだけ。
人生は今からなんだろう。
そうでもないと思ってたけど、相当の覚悟で自分は向かい合った2年半なんだと知った。
自分一人では想像もし得なかった規模の、世界の動きの渦中にいた。
自分のデザインした洋服を数千人の人が毎日扱い、そうして作られた数十万の、時には数百万の洋服を世界へと届けられた。
それはやっぱりわくわくすることだし、そこにいる醍醐味だと感じてた。
これからは 一人の人を、その夜限りでもいいから、誰よりも美しく輝かせて、その舞台を見た人のこころにずっと残り続けて生きるちからに沿えるような、そんな洋服を作りたい。
やっとやっと、こうして言葉にできるようになった。
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