くうきのいろ: 今年初めての浴衣

2009-07-26

今年初めての浴衣

毎年恒例になった、神楽坂の阿波踊り。

今年も、去年いただいた浴衣を着た。
たのしみにしてた、今年初めての浴衣。

去年はなんだかすっごく焦って着たから、
家を出る前に汗びっしょり、苦しくてぐったりになってたけど、
今年はゆったり時間をつくって、涼しい部屋の中でのんびり用意をしたから
なぜだか着付けがうまくできた。
布にはやっぱり動きたくなる方向があるんだな、と実感。
ちゃんとからだに沿わせて、余ったところはきちんとたたんで馴染ませてやるとすごく言うことをきいた。

おろしたての下駄をはいて、駅まで歩く。
ぎゅうぎゅう着た去年とは格段に違う着心地。
洋服を着てる時と なんの違いもなくて、自分が浴衣を着てることをすっかり忘れるくらい。


行く道中、ちょっと嬉しいできごとが。

電車に乗って池袋の駅で降りたとき。
「ちょっと、すみません。」
声をかけられて振り返ると、同じ電車の中でみかけたおばさま2人組。
「帯の結び方、かわいいから、ちょっと見せてもらってもいいかしら?」

えぇ、あ、はい、と返事をしながら 大汗。
どうなってるのかしら、と二人掛かりで、帯を持ち上げたりしながら結び目を見たりされるから、こんなベテランそうな方々に見られたら、どっか変なとこ見つかったりして恥ずかしいと思って 焦った焦った。
早くのがれたくて、「かたむすび2つして、そこに通しただけです」と説明すると
「あぁー、へぇー!自分でやったの?」と2人同時に覗き込まれ
はい、というと 「まあ!ほんとに自分でやったの!」と大感心されました。

すっごいすっごい緊張したけど どうやら褒められて終わったみたいで、汗がひいてからは じわぁんと嬉しさが湧いてきました。
やったぁ



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